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2021・再始動

昨年はミツバチが野鳥に食べられ全滅するという恐ろしい事になってしまいました。
毎年ハチミツを楽しみにしてくださる方々をがっかりさせてしまいました。
ご進物等にお考えくださっていたお客様にも大変なご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

ミツバチを全滅させた野鳥はナント!ムクドリ
ミツバチの巣箱から2メートル位の距離にある枇杷の木に巣を作っていたのです!
ご近所さんが、旅立った後の巣を見つけ「この鳥が犯人よ」と。
それが証拠に数個の卵の殻が残っていました!名前は知らないけど嘴が黄色くて体が黒っぽ鳥を見たとも。
更に聞きこみを開始すると、ご近所さんの2階の雨どい付近でムクドリが5羽ギーギー鳴いて追いかけっこしていたと。
「はは~ん。さては、枇杷の木に巣を構え冬場の餌の無い時にうちの娘達(ミツバチ)をヒナ達に与えて暮らしていたんだな!住宅に囲まれ常緑の枇杷に巣を作るとはなんて賢いんだ!くそ~」と。
ご近所さんと私は名探偵のような推理に行きつきました
直ぐに枇杷の枝は落とされ、巣が作れないよう策が取られました。
二階の雨どい付近にも近づかないよう、窓を開けるとおっしゃってくださり、ミツバチはご近所様から守っていだけるようになりました。有難いです、なんと言ったらよいか・・・優しいご近所様方に感謝でいっぱいです。

3月末に種蜂を購入し、我が家にまたミツバチがやってきました。
たくさん蜜がとれるカナメモチやエゴの花が咲きそうにないので(強く剪定されて)、採蜜は大丈夫だろうか・・・
働き者のミツバチさん、きっと美味しい花蜜を探し当てるでしょう、無事に帰宅してね。

花粉を付けて帰って来た働き蜂
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*ハチミツの販売は6月上旬を予定しております。

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今年はどうなんだろうか・・

早いもので5月。いつもならハチミツを搾る時期がだいたい予測できる程度の蜜が溜まっているのですが、今年は立ち上がりが遅くて
ボチボチ蜜が溜まり始まったという状況です。
昨年はたくさんの蜜が採れたので今年は例年よりも少ないのかなぁ・・
まだカナメモチやエゴなども咲いていないし、雑木林の花蜜にもこれから期待するとしましょう

さて、これはなんでしょうか?
ウワズミザクラです。高木なのでなかなか写真に撮る事ができなかったのですが、手の届くところで発見!
遠くから見ると、コップを洗うブラシみたいにフサフサした花のような、ねこじゃらしのような感じに見えたのですが、小さな花の集合体だったのですねそして香りが桜餅の葉のような匂いがほんのりしていました。
調べたところ、このウワズミザクラはバラ科。ミツバチも好きそうです。
実は杏仁の香りににているそうで、アンニンゴとも呼ばれるとか。
そういわれてみれば、杏仁の香りにも似ていました~
ウワズミサクラ

ミツバチの移動

夜、、車を走らせていたら・・・
「あれ?巣箱じゃない??」
トラックの荷台に、継箱を継いだ巣箱がぎっしり積まれて走行中。
ミツバチの移動を実際に見るのは初めてでした。
ナンバーは福島県。これから福島へ戻るのか?
桜を追って北上する移動養蜂家さんなのだろうか・・
巣箱
積んである巣箱を見て、もう2段巣箱なんだわ!
巣門はどう閉じてあるの?換気窓は空いているの?
次から次へと興味が湧きました。

そして、追い抜きざまに運転席を見たら、ご高齢の男女の姿が。
ご夫婦だろうか・・。どれくらい養蜂をおやりになられてるのだろうか・・
これだけの巣箱をお二人でトラックに積んだのでしょうね、凄いなぁ!
カッコイイな。ミツバチと共に年を取る・・憧れちゃうな。

脱ネオニコ系農薬

2014年1月9日付け東京新聞にて。
「脱ネオニコ系農薬」の文字が目に飛び込んできた。
新聞

ネオニコ系農薬は、安価な上に効果が高く幅広く使われ「夢の農薬」とも言われたとか。
農薬のことはよく分かりませんが、この成分を含む商品はとても身近で、犬猫のノミ・ダニ駆除薬や家庭用園芸、殺虫剤スプレーなど日常生活で使われています

では何が問題なのか?それは「ミツバチの大量失踪」に関係していると思われるから。
ミツバチ(虫)だからいいじゃん、関係ないね。とは言えないんですよ。
ミツバチ以外の昆虫や小さな生き物、人間の子供の脳にだって影響があると言われてますから・・


ネオ「ニコチノイド」というくらいですから、ニコチンは毒性が高いのです。
開発されたネオニコチノイドは、低濃度で単独に使用する分には毒性が低いとされているが、便利な裏返しには人の神経や脳に悪影響があるようです。特に幼児などの脳には障害を及ぼす例もあるようです。
2011年に講習会に参加した時のブログでも影響について書いておりますので、
宜しければご覧くださいhttp://msbeegarden.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

さて、本題の記事の内容ですが、栃木県小山市の「よつ葉生活協同組合」さんが契約コメ農家さんとこの取組に賛同した長野県のリンゴ農家さんとで、ネオニコ系農薬を使わず作物を作ることに取り組んでいるということです。
2013年度からネオニコ農薬使用を見送り、比較的毒性の弱い別の農薬を使ったり、無農薬に挑んで栽培。収穫量は前年度とほぼ同じ量を収穫できたそうです。
生協ではほうれん草、小松菜、ネギなどの数種類の野菜がネオニコ系農薬ゼロを達成しているそうです。
ネオニコ系農薬使用をゼロにするためには、生協さんのサポートと説得が不可欠。
ネオニコ系農薬の代替品は何を使ったのかが知りたいところですが・・
ネオニコ系農薬に頼らずして、収穫量を落とさず農業ができるというのだから、環境によい農業が広がることを願うばかりです。

ネオニコ系農薬とミツバチ
私が養蜂を始めて間もない頃、ミツバチが失踪、大量死をするというニュースを見ました。
ミツバチの失踪(CCD・蜂群崩壊症候群)は、巣箱に女王と蜂児を残して働き蜂が居なくなるという状態で群が崩壊してしまいます。働き蜂の死骸も見当たらず。
ネオニコがミツバチの脳に悪影響を及ぼし、帰巣できなくなったのではないか?と言われております。他にもヘキイタダニによるとか複合的なことも考えられると言われてますが、原因はまだ分かりません。
養蜂先進国のフランスでは、ネオニコ系農薬を使用禁止とした。ニュースを見たのですが、その後、昨年だったとおもうのですが、使用禁止したことで、作物が育たないという事態も起き、ミツバチを守る為にしたことが、作物が育たなければミツバチの餌となる花粉や蜜も無いということで、どの道、ミツバチにとって厳しい状況は変わらない。という記事を見ました。
農薬を使わずして、作物を育てる、収穫できる方法はないのでしょうかねぇ。
TPPのことを考えると、”競争”が激しくなり、収穫量を増やすために強い農薬や化学肥料がじゃんじゃん使われた作物が流通するのではないか?と心配になります。




ミツバチは甘いもの好きな女の子なんです

サラリーマンをよく働き蜂に例えるので、ミツバチは雄だと思われがちなのですが、働き蜂は雌なのです
人間もミツバチも女性というものは、甘い物が好きな生き物でして・・・と呑気なことを言ってられない事件がありました。
今年10月12日のナショナルジオグラフィックスニュースによると、フランス北東部、アルザス地方リボービルの養蜂家の蜂蜜の色が青や緑色をしているのだそうです
おお!青い蜂蜜を食べてみたい♪なんて、思ったのですが、、読み進めてゆくと・・・。
緑や青色の蜂蜜の成分を調べたところ、マース社のチョコレート「エム&エムズ」をコーティングするカラフルな砂糖衣の廃棄物と判明したのだと。しかも、廃棄場所から巣箱まで4キロも離れているのだと。
工場側は問題発覚直後、屋外のコンテナや蓋のないコンテナをすべて撤去し、今後、甘い廃棄物は密閉式の貯蔵室に保管されることになったそうです。
このようにミツバチが植物以外から、蜜を集めるのは初めてではないというから驚きです。

巣箱から4キロも離れた、エム&エムズの砂糖衣を目指したミツバチは、よほど砂糖衣が気に入ったのか?または、巣箱の近くに十分な花蜜がなかったのでしょう、、、。
他社の記事によると砂糖衣を集めたミツバチは、弱って死んだものもあるのだとか。
なんとも残念で悲しいニュースです。

ミツバチは越冬に入りました。
冬場は花が少なく、気温も低くい日が多いので巣箱の中で過ごす時間が長くなります。
越冬の間、ミツバチ達がお腹をすかせて餓死しないよう、越冬前に十分な給餌をします。
もちろん、餌は甘いもの!砂糖液や薄めた蜂蜜、花粉なのです
甘いもの好きなミツバチ女子達なのです


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プロフィール

べスパ・マンダリニア

Author:べスパ・マンダリニア
小さな庭(JARDINET)で蜂との共生を楽しんでいます。
皆様にもその味を少しでもお届けしたいと思っています。

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