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完売のお知らせ

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ネット販売しております自家製ハチミツが完売いたしました。
現在、練馬区の店舗にて取り扱いを頂いておりますが、こちらも残り少なくなっており、今年のハチミツは間もなく終了の見込みです。
お買い上げくださいました皆様、ハチミツをご紹介くださりました皆様に心より感謝を申し上げます。
来年もおいしいハチミツが出来るよう、ミツバチ達と頑張ってまいります。
次回の販売は、2012年5月中旬以降の見込みです。
ブログにてミツバチの飼育などとあわせてご報告させていただきます。
今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
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12少女隊から11少女隊へ

11月23日
朝、観察箱を覗いたら女王を囲んで温かさを保っていたようです。
巣箱内の温度17度。
早く、巣脾を低くしないと冷えて死んでしまうかも・・
12少女隊のうち、1匹が餌用のハチミツで溺死。
好きなハチミツをたくさん飲み、お尻の黄色い縞模様は透き通ったあめ色となり、パンパンに膨れていました。
幸せな最期だったと思います。合掌
餌をハチミツと花粉にしました。溺れないよう浅いトレーにしました。
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11月24日
昨夜の天気予報で最低気温が下がるというので、保温に気を使いましたが、
巣箱内の温度は15度。
短時間暖房を入れたら、あっ!という間に気温が20度になりました。
元気な子は、観察箱内を飛びはじめました。

まだ観察箱の改良はしていません。
ミツバチが元気いっぱい観察箱内を飛び回るので、容易に蓋を開けられず、
不本意ですが巣を放り込んでみた。
そうしたら、ミツバチ達が巣に上がりはじめました。
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11月25日
巣箱内の温度15度。
ダメかなあ~と思ったけど、みんな無事でした。
特に変化がないので、11少女隊の写真は割愛します♪

庭に出たら、巣箱の周りにミツバチの死骸がたくさん落ちていました。
寒くなるこの時期に、よくある光景です。
仮死状態のミツバチを狙って、シジュウカラが今年もやってくるでしょう。
新しそうな死骸をトレーに入れ、少しハチミツを入れてラップをします。
ここで電子レンジでチン!なんてしませんよ。
太陽の日差しにあてます。
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暖かい日差しに、翅や足が広がってきます。
5匹位が生き返り、数時間後に居なくなりました。
巣箱に戻ったかは不明です。残りは完全に死んでいました。
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蘇生したところで、弱いミツバチは巣箱内に入れてもらえるのだろうか?
強いものだけが生きられる自然界の掟。


12少女と私がミツバチに刺された理由

11月16日、茨城のミツバチの世話をしに行ったら、まだオオスズメバチがミツバチの巣箱を狙って来ていました。
通常なら寒くなりオオスズメバチは来ない時期なのに・・暖かいのですね。
いまだにカマキリを見かけますから、エサとなる虫もいるということですね。

練馬は春に1度だけコガタスズメバチが来ました。春に来たのは初めてだったので、今年の夏は大群で襲撃にくるだろうと覚悟をしていましたが、スズメバチの巣は駆除されてしまったのでしょう、一匹も来ませんでした。
スズメバチが来なかったお陰で、練馬のミツバチ達は強い群で元気いっぱいです。
これなら十分越冬できそうです。


茨城のミツバチは、お盆の頃から急激に働き蜂の数が減りました。
多分、農薬が原因だと思います。
ミツバチの減少理由にあげられる、ダニ、スズメバチ、蜜枯れ、などはきちんと対応していたので、それらが原因とは考えられないのです。
来年は注視しながら世話をして、原因をはっきりさせたいと思います。

例年より気温が高いと言っても、茨城の雑木林は朝晩冷えます。
春には巣箱から溢れるほどの働き蜂がいたのに、今では10数匹の働き蜂と女王だけになってしまいました。
寒さで仮死状態になっており、あと数日来るのが遅かったら死んでしまったでしょう。
暖かい日差しの所に置き、活力を取り戻すのを待ちます。
可愛そうだ・・と夫と父は言葉に詰まっていました。
私は、既に全滅を経験済みなのでポジティブです。
いざとなると女は強くなれるのです

(日差しに温められるミツバチ)
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死んでしまうのも時間の問題ですが、
使わなくなった水槽を利用して、観察箱を作り、暫くミツバチを観察する事にしました。
行動観察がしやすいようミツバチに背番号を付けてみたのですが、幅6ミリ程度の紙に書いた数字はあまりにも小さくて、老眼の私には数字が判別できないのでやめました。
背番号貼りの実験台にされたミツバチ1匹は、根に持っていたのでしょうか?
数時間後に巣箱をあけた途端、チックーン!と右手人差し指を刺しました。
こんなことは初めてです。絶対、私の指に仕返ししたんだわ!
ミツバチは単純な記号やマークなど認識する知能があるんです。
恐るべしミツバチ!

ミツバチの針はギザギザした返しが付いているので、刺した後に針を抜こうとすると内臓が出てしまい死んでしまう。と言われてますが、私を刺したミツバチは針だけ抜けました。そしてその後5日間生きていました。
環境がよければもっと生きていたと思います。


手作り観察巣箱。
天井部分に、蜜が貯められた巣(巣脾)を小さく切って下げています。
箱内の温度がわかるよう、デジタル温度計を付けました。
底に小さな出入り口を作りました。
暖かい日中だけ外に出し、ミツバチの帰宅を確認してから家の中に取り込みます。
ミツバチはだいたい2時ごろ帰宅します。
12匹の働き蜂と女王1匹。なんとか春を迎えさせたい。
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女王が底に落ちてしまい、働き蜂がしきりに世話をはじめました。
そして夜には、底の隅で女王を中心にして働き蜂が集まり温め合っています。
観察箱の温度は17度。湯たんぽとダンボールで保温し、観察箱内の温度が20度になりました。

どうやら天井から下げた巣の位置が高すぎるので、底に留まっているようです。
改善が必要です。
観察日記をブログでつけてゆきたいと思います


【豆知識】
誕生から3時間位の間は、ミツバチの針は柔らかいので刺されないそうです。
(兵庫県立大学の大谷先生がおっしゃってました)
無謀にも私は、成蜂でも弱っているので素手で番号を貼り付けていましたが、
体が温まった成蜂は元気になり、非常にキケンです
部屋の中を飛び回り、驚いた犬がワンワン吠えて大変でした。
背番号貼りは、生まれてから3時間以内がチャンスです!

農薬ネオニコチノイド

11月12日都内でネオニコチノイド系農薬国際市民セミナー開催されました。
【テーマ・内容】
・ネオニコチノイド系農薬がミツバチにどのような影響があるのか
  兵庫県立大学教授 大谷剛さん
 
・環境化学物質と子どもの脳の発達障害
  元東京都神経科学研究所 脳神経学者 黒田洋一郎さん

・ドイツ、EUでのミツバチ被害の実態
  ヨーロッパ職業的養蜂家連盟代表 ウオルター・ヘフカーさん

・EUでのネオニコチニド規制とイギリスの現状
  NPO団体バグライフ代表 マット・シャルドラウさん

(会場の様子)
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ここ数年昆虫を見なくなった、虫が少なくなった。と身近で聞きませんか?
私は東京に住んで28年、コンクリートジャングルでの生活が長い為、実感するまでには至りません。
ミツバチを飼うようになり、このような話をよく耳にするようになりました。
みなさん農薬が原因ではないか?と口にします。
今回のセミナーで強い衝撃を受けました。

「夢の新農薬」と言われて発売されたネオニコチニド系農薬。
この薬品は脊椎動物には害が少ないと言われていましたが、実は脊椎動物にも害があるのだそうです。
(早くから気づき、疑う人もいたようですが)

害虫駆除の為に開発された農薬、ミツバチも昆虫なので当然影響はあります。
ミツバチは家畜なので、養蜂家がミツバチの異変に気づくのですが、飼育されていない昆虫はどれほど減少しているのだろうか・・・。
ミツバチがある日、突然巣箱から居なくなる、失踪する「蜂群崩壊症候群(CCD)」もネオニコ農薬が関与していると言われています。

ヒトと昆虫の神経系は基本的に同じなのだそうです。
ネオニコや有機リン系農薬は、脳や神経に影響を及ぼすのだそうです。
ミツバチの場合も脳にダメージを受け、帰巣できなくなったのではないか?と言われています。
CCDの原因は農薬だけとは限らず、複合的な要因があるとも言われています。

子どもの脳に発達障害がでる。
学習障害、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症アスペルガー症候群など。
2002年の文科省の調査で全学童の6.3%(17人に1人)が軽度発達障害ではないかというデータがあるそうです。
不確定ですが、性同一性障害、子育てができない親が増えていることも、農薬による脳へのダメージがあるのではないか?そのようなお話もありました。


ネオニコ農薬の使用禁止に向け、EUヨーロッパでは早くから団体などが結成され国によって違いがあるものの、一部使用禁止、全面使用禁止の措置がとられています。
しかし、まだ多くの国では使用されていて、持続可能な生物、環境の為には世界中が一つとなって今後の農業の有り方も含め話し合わなければならない状況に来ているのだそうです。


ドイツ・イギリスの講演者が日本の農薬・殺虫剤の毒性に対する規制の緩さ、販売されている農薬の種類の多さに驚いていました。
私の知っている身近な物に、フロントライン(ペット用)、アリの巣コロリ、コバエとり、他にガーデニングで使用する薬剤など幾つか商品名がありました。
これらを使ってどのような健康被害が出るのか?残留のことも気にしたことがありませんでした。
十分検証した上、猛毒ではないのでスーパー等で販売されているのだと思っていました。
恥ずかしいことに、表示もろくに読まず使用していました。
ミツバチを飼育していなかったら、ためらうことなく使い続けていると思います。
自分に害がなければ問題ない、無関心という方は私だけではないでしょう。
セミナーで危険性を知りショックを受けました。
会場に来られた方からもショックだ。という声が漏れていました。

更に一同驚いたのは、(実例)
葡萄に含まれたアセタミプド残留基準値、日本5ppm。これはEUの500倍なのだそうです。
毎日食べる人には非常に危険なことで、中毒症状がでている。

都合の悪いデータは出さず、良い面を強調している製薬会社、それを認可する国。
これはどこの国でも同じだそうです。利益・利権に群がる人がいるからです。

データがないから、無害とは言い切れない。
国は被害者や弱者の為に疑わしい薬品を排除することはしてくれない。
ならば自分達で証明するしかないのかと原因を必死に探している間に被害が拡大し、犠牲者も増え出し、初めて問題だと世論も動く。

危険な農薬を使わず農業が出来たら・・危険な殺虫剤を使わない日常生活が送れたらどんなによいか。
嘆かわしいことに、農薬の危険性を認識せずに使用する農家さんも多いのだとか。
農協組合だってあるのに、農薬への注意喚起がないのでしょうか・・。


世界の人口増加に対応するためには、農業は大規模化するしかないのかな?
作物に付く害虫は一代限りの命なので、どんどん薬品に耐性ができるのだそうです。
対抗するため農薬は今より強力になるでしょう。
それとも土や農薬を必要としない、天候に左右されない屋内栽培へと変ってゆくのでしょうか?
多分、頭のよい方々が先の先を研究しているんでしょうね。
映画のような近未来時代がくるのでしょうか・・

のんきに生きてきたけど、セミナーに参加できて本当に良かったです。
またこういう機会があれば進んで参加し、ブログでご報告してゆきたいと思います。



可愛らしいミツバチ

11月になったというのに、20度を超える日が続いています。
暖かい気温のおかげで、産卵が続きダニにやられた弱郡も働き蜂の数が少しずつ増えています。
女王が頑張ってくれたので、後は十分な保温と餌の管理をし、春を迎えるようにするのは私の仕事!
これからは天気予報の最低気温が気になります。
10度を割り込むとミツバチの活動が鈍くなりますので、無事かどうか気になります。

ミツバチ達は越冬に備えます。
ミツバチ達は忙しいのでしょうけれど見ているだけで癒されます。
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可愛いお弁当やお料理を作られるよっちママさんさんが、ミツバチのロールケーキを作ってくださいました!
お顔がどの子もキュートで縞模様も綺麗でおいしそう~!
体にはクリームがたっぷり!太っちょさんなところが私にそっくりです
癒されますね~♪見ているだけで優しい気持ちになります

よっちママのハチミツロール




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プロフィール

べスパ・マンダリニア

Author:べスパ・マンダリニア
小さな庭(JARDINET)で蜂との共生を楽しんでいます。
皆様にもその味を少しでもお届けしたいと思っています。

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