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小さな開拓

切断
いきなりこんな写真!ホラー映画の始まりではありませんのよ。
太さ60センチ位ある枯れた倒木が、健康な樹に寄りかかりキケンなので切断しています。
チェーンソーの調子が悪く、やむなく手動で。

ミツバチの楽園作りを始めました。
林に生えた、たくさんのシノを刈払機とカマで刈ったり、立ち枯れた樹を切ったりしています。
地面には落ち葉がたくさん積もり、フカフカ。とてもよい腐葉土になっています。
林の中など歩き慣れていないので、変に力が入り、膝や腰が痛くなります。
2時間ほど経った頃、私の身に悲劇が・・
シノを刈っている時に下を向いたら、シノが鼻の穴に刺さり、鼻血がドバーッ!と出ました。
(宝くじの当選確率より凄い事かも?宝くじは毎週購入しているのに当たらず、初めて刈ったシノが鼻の穴に刺さるとは・・)
鼻血が止まったと思ったら、今度は小さな切り株につまずき、足の親指の爪が剥がれそうになりました。
父が弱り目に祟り目だね~。と一言。
こうして書いていると、自分の身に起きたことがおかしくてたまらない。
笑いの神様が降りてきたみたいな出来事でした。

健康な森を作り、ミツバチの好む木、草花を植えるつもりなのですが、現実は大変でした。
「大草原の小さな家」を思い出し、大変だったんだろうなあと鼻血を出しながらあれこれ考えました。
少しずつ無理のないよう、楽しみながら楽園を作ってゆくつもりです。


ビービー

ビービーツリーという木です。
東京の自宅で苗木から育てたもので、3、4年経過したと思います。
自宅の庭の環境が良くないので150センチ位の高さにしかなっていません。
この木は高木種で、夏場の蜜枯れ時期に流蜜してくれるというミツバチには有難い木なのだそうです。
日当たり風通しのよい場所に植え替えました。この木が10メートルを超える日が待ち遠しいです
他に、椿、林檎の木を植えました。これからエゴ、梅なども植えてゆくつもりです。
どんぐりが実る木がたくさんあるので、余裕ができたら野生熊の生息地にどんぐりの苗木を送れるようになったらいいなと思います。


3、4日ほど前、ネットニュースに「たった一人で東京ドーム120個分の森林をつくった男」という見出しがありました。読んでみたところ、インド・アッサム州に住む50代の男性が30年かけ、一人で植林をし東京ドーム120個分にあたる森林を作ったと。その森林には野生動物も住むようになり、中には貴重な生物もいるのだとか。
彼の凄いところは、彼が16歳くらいの時、住んでいる家が洪水に遭い、森があれば洪水は起こらなかったという話を聞き、森林つくりを呼びかけたが聞き入れる人が無く、一人で植林を始めたそうです。
30年も続けていることが凄い、、私なんて2時間経過で鼻血、、ノックアウトだもんね。
更に私には、手を貸してくれる夫と父が居て一人じゃない。
人が何と言おうと思った事をやり続ける強い気持ち、尊敬します。
ニュースのインド人から比べたら、私なんぞは鼻クソだけど、人生のお手本がまた一つ増えて心強く思ったのであります

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人工分蜂

巣箱の中にある、巣脾(すひ)の様子。
上部に突起のように盛り上がった肌色の粒のようなものは、雄蜂の幼虫がいるところです。
大抵は巣脾の下に出来るのですが、この巣脾は上部に出来ています。
写真中央の盛り上がっている所から下の方に、ぺたんこの少し濃い茶色で蓋がされているところは、雌(働き蜂)の幼虫がいるところです。
働き蜂が群がっているのは、穴の開いているところに産卵がしてあるので世話をしています。
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巣脾をはじめて見た時は、有蓋蜂児(幼虫が入っている)のか?蓋をされたハチミツなのか?区別がつきませんでした。養蜂の先生に教えていただいたおけがで分るようになりました。
まだ半人前だけど昔を懐かしむ余裕が出てきました。
小さな庭で養蜂を始められたのは、先駆者である先生のおかげです。


さて、下の写真の落花生みたいなものは王台といって、女王蜂の幼虫が入っています。
働き蜂は約20日位で出房するのに対し、女王蜂は約14日位で出房すると言われています。
王台はまだ完成しておらず、働き蜂が世話の為に体を王台に入れてます。
完成すると先端は閉じられ、そのまま出房の時を待ちます。
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↓閉じられる前の写真。よく見ると中に白いものが見えます、女王蜂の幼虫です。
この段階で産卵から6日位経過したところだと思います。
女王蜂の幼虫はまだ白いイモムシみたいな形で蜂の形にはなっておらず、
幼虫の周りには、ローヤルゼリーという餌をたっぷり与えられています。ローヤルゼリーも乳白色です。
働き蜂と女王蜂では寿命に大きな差があります。繁忙期の働き蜂の寿命は3、4週間位、女王蜂は3~5年と言われています。その理由はローヤルゼリーにあると言われています。
働き蜂の幼虫には、僅かしかローヤルゼリーは与えられず、女王蜂には多く与えられているのです。
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養蜂を始めたばかりの頃、自然に出来た王台を除去する時に王台に入っているローヤルゼリーを少し舐めてみました。どんな味かと言うと、ちょっと甘酸っぱかったような?おいしくはなかったので以来食べることはしません。


ブログに載せようと思い写真を撮って、その後は王台を除去するつもりでした。
新しい女王を誕生させてしまうと、分蜂と言って現女王の働き蜂の半分近くを新しい女王に仕えさせなければなりません。これからハチミツをたくさん集めさせるのに働き蜂を分けることは不利だからです。
女王が2匹になったのだから、2倍ハチミツが収穫できるのでは?と思われがちですが、減ると言われています。

私の弱点。写真を撮って女王の幼虫が居るのを見たら殺生できなくなりました。
結局、人工分蜂という人工的に蜂を分ける方法をとりました。
何故かこの時は、ハチミツより女王の命がとても大事に感じたから・・。
いつもは迷い無く除去してたのに、、。ダメな私です。

10日もすれば新女王が誕生すると思います。
新女王が交尾飛行にでかけ、無事に巣箱に戻って産卵を開始するまで心配です。
ミツバチを食べるツバメも着いた頃でしょうし、産卵ができない女王は働き蜂に追い出されてしまいます。
もう祈るしかない日々が続きます。




満開の桜

自宅近くの石神井川沿いの桜が満開です。
人間が好む花の見頃とミツバチが好む時期は違うようで、
まだ桜にミツバチは来ていないみたい。
桜がそろそろ終りねえ、、と思う頃、ミツバチ達が蜜集めします。
(4月8日撮影)
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4月4日の茨城。こちらはまだ春がちょっと先な感じ。
タンポポやスイセンもちらほら、、ちょっとイジケている感じ。
でも気温が上がれば一気に咲くことでしょう。
ミツバチは砂利道の横にあるような、小さな草むらが大好きなんですよね。
クローバーや名前の知らない小さな花などが咲いているところ。
人間は雑草と呼ぶけど、彼女達には大切なお花。
スイセン タンポポ


今年も春が来ました。
ミツバチと共に、、自然に感謝して養蜂を楽しみます♪
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プロフィール

べスパ・マンダリニア

Author:べスパ・マンダリニア
小さな庭(JARDINET)で蜂との共生を楽しんでいます。
皆様にもその味を少しでもお届けしたいと思っています。

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