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農薬ネオニコチノイド

11月12日都内でネオニコチノイド系農薬国際市民セミナー開催されました。
【テーマ・内容】
・ネオニコチノイド系農薬がミツバチにどのような影響があるのか
  兵庫県立大学教授 大谷剛さん
 
・環境化学物質と子どもの脳の発達障害
  元東京都神経科学研究所 脳神経学者 黒田洋一郎さん

・ドイツ、EUでのミツバチ被害の実態
  ヨーロッパ職業的養蜂家連盟代表 ウオルター・ヘフカーさん

・EUでのネオニコチニド規制とイギリスの現状
  NPO団体バグライフ代表 マット・シャルドラウさん

(会場の様子)
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ここ数年昆虫を見なくなった、虫が少なくなった。と身近で聞きませんか?
私は東京に住んで28年、コンクリートジャングルでの生活が長い為、実感するまでには至りません。
ミツバチを飼うようになり、このような話をよく耳にするようになりました。
みなさん農薬が原因ではないか?と口にします。
今回のセミナーで強い衝撃を受けました。

「夢の新農薬」と言われて発売されたネオニコチニド系農薬。
この薬品は脊椎動物には害が少ないと言われていましたが、実は脊椎動物にも害があるのだそうです。
(早くから気づき、疑う人もいたようですが)

害虫駆除の為に開発された農薬、ミツバチも昆虫なので当然影響はあります。
ミツバチは家畜なので、養蜂家がミツバチの異変に気づくのですが、飼育されていない昆虫はどれほど減少しているのだろうか・・・。
ミツバチがある日、突然巣箱から居なくなる、失踪する「蜂群崩壊症候群(CCD)」もネオニコ農薬が関与していると言われています。

ヒトと昆虫の神経系は基本的に同じなのだそうです。
ネオニコや有機リン系農薬は、脳や神経に影響を及ぼすのだそうです。
ミツバチの場合も脳にダメージを受け、帰巣できなくなったのではないか?と言われています。
CCDの原因は農薬だけとは限らず、複合的な要因があるとも言われています。

子どもの脳に発達障害がでる。
学習障害、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症アスペルガー症候群など。
2002年の文科省の調査で全学童の6.3%(17人に1人)が軽度発達障害ではないかというデータがあるそうです。
不確定ですが、性同一性障害、子育てができない親が増えていることも、農薬による脳へのダメージがあるのではないか?そのようなお話もありました。


ネオニコ農薬の使用禁止に向け、EUヨーロッパでは早くから団体などが結成され国によって違いがあるものの、一部使用禁止、全面使用禁止の措置がとられています。
しかし、まだ多くの国では使用されていて、持続可能な生物、環境の為には世界中が一つとなって今後の農業の有り方も含め話し合わなければならない状況に来ているのだそうです。


ドイツ・イギリスの講演者が日本の農薬・殺虫剤の毒性に対する規制の緩さ、販売されている農薬の種類の多さに驚いていました。
私の知っている身近な物に、フロントライン(ペット用)、アリの巣コロリ、コバエとり、他にガーデニングで使用する薬剤など幾つか商品名がありました。
これらを使ってどのような健康被害が出るのか?残留のことも気にしたことがありませんでした。
十分検証した上、猛毒ではないのでスーパー等で販売されているのだと思っていました。
恥ずかしいことに、表示もろくに読まず使用していました。
ミツバチを飼育していなかったら、ためらうことなく使い続けていると思います。
自分に害がなければ問題ない、無関心という方は私だけではないでしょう。
セミナーで危険性を知りショックを受けました。
会場に来られた方からもショックだ。という声が漏れていました。

更に一同驚いたのは、(実例)
葡萄に含まれたアセタミプド残留基準値、日本5ppm。これはEUの500倍なのだそうです。
毎日食べる人には非常に危険なことで、中毒症状がでている。

都合の悪いデータは出さず、良い面を強調している製薬会社、それを認可する国。
これはどこの国でも同じだそうです。利益・利権に群がる人がいるからです。

データがないから、無害とは言い切れない。
国は被害者や弱者の為に疑わしい薬品を排除することはしてくれない。
ならば自分達で証明するしかないのかと原因を必死に探している間に被害が拡大し、犠牲者も増え出し、初めて問題だと世論も動く。

危険な農薬を使わず農業が出来たら・・危険な殺虫剤を使わない日常生活が送れたらどんなによいか。
嘆かわしいことに、農薬の危険性を認識せずに使用する農家さんも多いのだとか。
農協組合だってあるのに、農薬への注意喚起がないのでしょうか・・。


世界の人口増加に対応するためには、農業は大規模化するしかないのかな?
作物に付く害虫は一代限りの命なので、どんどん薬品に耐性ができるのだそうです。
対抗するため農薬は今より強力になるでしょう。
それとも土や農薬を必要としない、天候に左右されない屋内栽培へと変ってゆくのでしょうか?
多分、頭のよい方々が先の先を研究しているんでしょうね。
映画のような近未来時代がくるのでしょうか・・

のんきに生きてきたけど、セミナーに参加できて本当に良かったです。
またこういう機会があれば進んで参加し、ブログでご報告してゆきたいと思います。



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べスパ・マンダリニア

Author:べスパ・マンダリニア
小さな庭(JARDINET)で蜂との共生を楽しんでいます。
皆様にもその味を少しでもお届けしたいと思っています。

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